フィリップ・フィッシャー

ウォーレン・バフェットの師匠と言われている

フィリップ・フィッシャー氏は20世紀に活躍した投資家で、バフェット氏が師匠の一人と慕う人物でもあります。フィッシャー氏のスタンスは、成長しそうな有望な企業を探し出して投資することでした。成長株を取得することができたら、何倍もの利益となって返ってくるからです。過去の決算書や現在の資産を分析するだけでなく、会社に将来性があるかどうかを特に重視しました。モトローラやダウ・ケミカルなど、フィッシャー氏が投資したいくつかの小規模な企業は、その後、目を見張る成長を遂げて株価が数十倍から数百倍も上昇しています。自身の信念に基づいた長期投資により、大きな成功を遂げたのです。

  • 少なくとも数年は収益が増え続けることを可能にする製品やサービスを持っているか?
  • 競合企業から身を守る優位性があり、対応力があるか?
  • 企業の規模と比べてどのくらい企業のリサーチと開発努力が効果的であるか?
  • 優れた販売組織があるか?
  • 充分な利益があるか?
  • 利益のための改善、または維持するために何をしているか?
  • マネージメントに優れているか?
  • 企業の費用分析と会計管理はしっかりしているか?
  • 競争相手よりも評価できる特徴があるか
  • 長期間において利益の見通しがあるか?
  • 将来のリスクはないか
  • 株主に対して率直で誠実なニュースを提供しているか。
  • 完璧な経営体制を敷いているか?
  • 企業幹部との関係は良好か?
  • 労働者、従業員との関係は良好か?