ウォールストリートの最長老
ベンジャミン・グレアム氏は、経済学者としての顔を持つ投資家です。1894年生まれの彼は「ウォールストリートの最長老」とも呼ばれ、バフェット氏が師と仰ぐもう一人の人物でもあります。グレアム氏の投資は、決算書の情報など今わかることをしっかり分析して判断するというスタイルでした。先のことは結局わからないのだ、という考えが根底にあります。
グレアム氏は、株価はいずれ企業の本来の価値に戻るはずだという考え方に基づいて「バリュー投資」という手法を確立しました。彼の功績は、「投資はギャンブルではない」ということを世の中に広めたことかもしれません。
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- 個人投資家にできないことはプロのゲームでプロに勝つこと。
- ほとんどの人は銘柄選びが上手くいっていない。 運のいい人は早くからその事に気付いているが、運の悪い人は気づくまでに何年もかかる。自分でうまく銘柄選びができるのは ほんの数パーセントの投資家にすぎない。 人はインデックスファンドの力を借りるのが理想かもしれない。株式の割合は最低で25%、 最高で75%の範囲内に、逆に債権の割合は 75%から25%の間とすべきである。