鍋底(なべぞこ)とは、株価が低迷したまま長期間もみ合いの状態が続き、上放れた陽線が出た形のチャートのことです。

相場が長く低迷すると、鍋の底のような形になる事からそう言われています。

底値圏で何度もレンジ相場を繰り返すこともあり、下値を切り上げだして相当の期間たった後に、上放れして寄り付いた所が転換点となることが多いです。

底値でもみ合う期間は、1~3ヶ月くらい要するのが通常で、下落相場はV字型の転換が多い中、ゆっくりと上昇転換するのが特徴です。

逆のパターンは、高値圏で現れる団子天井で売りサインとなります。